『ワーホリ』で検索すると、ウェブにはたくさんのエージェント情報がでてきます。学校の手配や航空券の手配、現地送迎の手配までお願いできるのは大変頼もしくありがたい存在です。ただし、その選び方や頼り方を間違えてしまうと、余計な出費を招くことに、、、。
ここでは正しいワーホリエージェントの選び方とその使い方をご紹介します。
そもそもエージェントって使ったほうがいいの？
そもそもエージェントって使ったほうがいいのか。それは現地で語学学校に行くか行かないかで決まります。もし１か月でも語学学校に行くのなら、迷わずエージェントを使いましょう。
世の中には『手数料無料！』を掲げる留学エージェントがたくさんありますが、そのからくりは『語学学校からの紹介料』にあります。エージェントは契約した語学学校に紹介した人数に応じて、その学校から紹介料としてお金をもらっているため、お客さんからは手数料をもらわなくても商売が成り立っています。
またそのようなエージェントの多くは、語学学校を申し込んだら学校の入学手続きはもちろん、様々な相談にも無料で対応してくれます。オーストラリアへのワーホリならビザ申請まで無料で代行してくれるところも。
正しいエージェントの選び方
では実際にエージェントを選ぶとき、どのような点に注意したらよいでしょうか？
エージェントの中には現地に支店を持っており、『安心の現地サポート』をうたっているところがありますが、正直言ってそんなものはほとんど必要ありません。実際に現地に行ってしまえば、みんな自力で問題を解決し生活に慣れていきます。何か問題が起こった時に、すぐに現地サポートに電話をかけているようでは旅行に行ったのと同じ。語学も上達しなければ、友達もできないでしょう。手厚い現地サポートもついているからと高額なサポート費用や手数料を要求してくるエージェントには要注意！心配だからと言ってエージェントに頼り切りなワーホリメーカーにはならないようにしてください。
正しいエージェントの選び方としておすすめなのは、『語学学校の手配と入学手続きの代行のみ』を手数料無料で行っているエージェントを選ぶこと。その他余計なサービスや手厚いサポートは基本的に必要ありません。ただしオーストラリアやニュージーランドでは一部、学校手配と合わせてビザの手配を代行してくれるところもありますので、そのようなサービスは積極的に活用しましょう。
エージェントの賢い使い方
基本的にどの留学エージェントもカウンセリングや語学学校選びの相談は無料なので、いくつかピックアップしたら複数のエージェントをめぐって相談してみることをおすすめします。
ただしカウンセリングや相談がいくら無料とはいえ、エージェントによっては高い紹介料をもらえる学校を強引に進めてくるところがあるので注意しましょう。いくつか巡ってみて、本当に親身に相談に乗ってくれるエージェントを見つけてください。
またビザの申請に関して、エージェントのサイトで『自分で申請するのは危険』というような煽り文言を見るとがありますが、それは間違いです。もちろん無料で代行してくれるところには頼んでしまってＯＫですが、数万円の代行料を要求するところには要注意。特にオーストラリアのビザ申請は想像するよりずっと簡単なので、ぜひ自己申請にチャレンジしてみてください。
語学学校の手配(ホームステイや空港送迎含む)、海外旅行保険の代行、無料の場合はビザの申請さえエージェントに頼んでしまえば、それ以外は基本的に自力手配で何の問題もありません。さくっと必要な手配をエージェントに頼んでしまって、何か悩んだときだけ相談する、というスタンスで賢くエージェントを利用し、準備を進めていきましょう。