全く英語が話せないからワーホリなんて行けない、と思っていませんか?確かに英語は話せたほうが現地でのコミュニケーションはスムーズですが、ワーホリで渡航する人たちの中には本当に挨拶くらいしか満足に言えない人だっているんです。どの語学学校にも初級クラスはありますし、どうしても心配なら日本人スタッフが常駐する学校を選ぶこともできるので安心してください。
はじめは苦労することも多いはずですが、伝えたい気持ちさえあれば思いは伝わるもの。そして語学は努力すれば必ず伸びます。思い切って一歩を踏み出せば、新たな出会いや感動を得ることができますよ。
渡航前にできること
英語が全くできないけどワーホリに行くことを決めた人。出発までに日本でできることは意外と多くあります。
よく、どうせ行ったら勉強するし自然に話せるようになるから準備はいらない!という人がいますが、それは大きな間違いです。渡航後直後の英語力がスタートダッシュに大きく影響するので是非事前準備をしてください。
ここでは最低限準備したほうが良い2つのポイントを以下にご紹介します。
・入国審査で聞かれる質問に対する答えを練習しておく
入国審査で何を聞かれるかご存知ですか?現地の空港に着いたら、初めに通るのが入国審査。もちろん英語で質問されます。そこでうまく答えられないと、入国に時間がかかってしまうかも。”どのくらい滞在予定ですか?” “渡航目的は何ですか?”など簡単な質問ばかりですが、あなたはすぐに答えられますか?
また意外と困るのが、回答以前に、質問の内容が聞き取れない or 理解できないこと。でも事前にどんな質問が来るか知っていれば、何とか聞き取ることができるのです。
入国審査での質問内容や解答例についてはこちらの記事を参考にしてください。
・ホストファミリーに聞かれる質問を想定して英語で回答を作って暗記しておく
例えば簡単な自己紹介。急に英語で話せますか?好きなことや趣味は?日本ではどんな仕事をしていたの?など、一見簡単に聞こえますが、いざ英語で言おうとするとなかなか難しいものです。
しかし事前に準備しておけば自分の言いたいことを伝えることができます。そうすれば、その会話をきっかけにファミリーや友達と話が盛り上がるのでより距離を縮めやすくなります。
まずは語学学校に入学しよう
英語力が全くない人は、渡航後すぐに語学学校に通うことをおすすめします。全然話せなくても、学校には初級クラスというのが用意されているので心配することはありません。
ホストファミリーなどネイティブでペラペラの人と話すと、全く聞き取れなかったり、自分の下手な英語が恥ずかしいと感じてしまうかもしれませんが、学校に通えば同じ語学力の友人を作ることができるので、恥ずかしがることなく話す練習ができます。ちなみに学校では自分より少し英語力が高い人を見つけて話すようにすると、効率よく上達します。
重要なのはどれだけ英語漬けになれるか
現地に到着したら、できるだけ日本語から離れるようにしましょう。母国語禁止ルールを敷いている学校も多いですが、学校が終わるとつい日本人の友達とばかり時間を過ごしてしまったり、日本語の動画やWebサイトなどを見てしまうかもしれません。ただ、そこはちょっとの間我慢。できるだけホストファミリーや学校の友人と英語で話したり、現地のテレビを見たりする時間を多く持つようにしてください。
特に英語が苦手な人にとって、日本人の友人たちと遊ぶのは楽しくて楽ちんですが、一旦そこに浸ってしまうと、帰国する1年後までその日本人コミュニティーから抜け出せなくなる可能性があります。遊ぶのも日本人、バイトするのも日本人ばかりの日本食レストラン。気付けば、海外にいるのに全く英語を使ってない、、、なんてことも珍しくないんです。そうやってあとで後悔したワーホリメーカーは山ほどいるので、英語の上達を目的にしている人はできるだけ英語環境に身を置けるよう意識してみてください。
英語は上手じゃなくても大丈夫
全然英語が喋れなくても、日本人は中学・高校と最低3~6年間は英語を勉強しています。会話はできなくても、いくつかの英単語は知っているし、簡単な単語なら何となく読むこともできるでしょう。
最初は発音に自信がなかったり、文法が良く分かっていなくても大丈夫。とにかく口に出すことが重要です。伝えたい、という気持ちがあれば相手は理解しようと努めてくれるのでまずは声に出してみましょう。伝わらなければ紙に書いたり、手ぶりを加えてみてください。下手だから上手になるまではあまりしゃべりたくない、と思うかもしれませんが、そうしているといつまで経っても英語は上達しません。とにかく話す!これは語学力アップへの近道です。
2か国留学がおすすめ
英語力に自信がなさ過ぎて不安、、という方はぜひフィリピンとの2か国留学を検討してみてください。いきなりオーストラリアやカナダに飛び込んで、ネイティブの人たちと会話するのはそれなりに勇気がいります。
しかし同じアジアのフィリピンのマンツーマン授業で集中的に勉強すれば、短期間かつ低予算で英語力を伸ばすことができます。
先述したように、ワーホリで現地到着後、一度日本人コミュニティーにどっぷりつかってしまうと抜け出せなくなる可能性があります。ただそれは最初の英語力次第でほとんど回避できるのです。
想像してみてください。全く英語力がない状態でワーホリに行ったら、きっと不安で日本人の友人を作りたくなります。怖くて外国人と話すのを躊躇してしまうかもしれません。ただし、渡航時点で少しでも英語が話せたらどうでしょう。きっと自分の英語力を試したり、話せる英語で外国の人たちとコミュニケーションをとってみたいと思うはずです。
自分に自信をつけるためにも、不安な方は一度2か国留学を検討してみてください。