カップル・夫婦でワーホリ

ワーホリと言うと、一人で行くイメージが強いですが、実はカップルや夫婦でもワーホリに行けるんです。実際夫婦でワーホリに出かけた人は意外と多く、個人のブログで体験談などを綴っている人もいます。 今回はカップルや夫婦で行くワーホリについてメリットやデメリットを紹介します♪

扶養している子どもがいるとNG!

結婚していても、二人ともが年齢制限などの要件を満たしていれば夫婦でワーホリに行くことができます。ただし、扶養する子どもがいる場合はNGなので注意。

小さなお子様がいる場合はワーホリビザを申請することはできないので、留学ビザなど目的に合わせてその他のビザ取得を検討する必要があります。

カップル・夫婦でワーホリに行くメリットは?

1.一人当たりの費用が安くなる

航空券代や学校に通う場合の学費などは、たとえ二人で行っても一人当たりの費用に変わりはありません。ただし、宿泊費や食費は違います。

例えば宿泊費について。現地でシェアハウスを借りる際、カップルで1つの部屋を借りれば一人当たりの家賃が低く抑えられます。また食費についても自炊の場合、1人分より2人分のほうが食材をうまく使うことができるので結果的に一人当たりの費用は安くなります。

2.一生の思い出を一緒に作れる

結婚して子供ができれば、夫婦二人でゆっくり過ごす時間もなくなりますし、ましてや長期間の海外旅行なんて行くことはできなくなります。

子供を授かる前に、夫婦二人でワーホリに行けば短期間の旅行では得られない貴重な体験をたくさん経験することができます。きっと人生の中でも忘れられない大切な思い出になるはずです。

3.二人の絆を深められる

長期間の共同生活というのは、それなりにストレスや困難もついてくるものです。しかも住み慣れた日本ではなく、二人とも馴染みのない海外での生活となればなおさらです。日本で生活していればお互いの仕事や友人との時間もありますが、夫婦やカップルでワーホリに行くと、ほとんどすべての時間を共にすることになります。

もちろん滞在中に楽しいことは山ほどありますが、時には困難な状況にも直面するはず。そんなことを2人で乗り越えていくうちに、その絆は確実に深いものになっていきます。

カップル・夫婦でワーホリに行くデメリットは?

1.せっかくの海外生活でも語学力が身につかないかもしれない

ワーホリに行く理由や目的はひとそれぞれですが、もし目的の一つに”語学力の向上”があった場合、それを達成するにはカップルや夫婦で行くことが障害になるかもしれません。

それは語学学校に通っている以外の時間で、日本語を使う機会がどうしても多くなってしまうからです。通常1人でワーホリに行くと、学校以外の時間も学校の友人やホストファミリー、シェアメイトと英語(や現地の言葉)でコミュニケーションをとることになります。しかし、カップルや夫婦で行ってしまうと、どうしても2人の会話は日本語になってしまうはず。こうなるとなかなか語学力というのは向上しないものです。

2.帰国後の生活が心配

ワーホリを満喫している間はとても幸せですが、その時間には終わりが来ます。ワーホリ終了後、日本に帰国した際に、新たに家を借りたり仕事を探したりするのに苦労するかもしれません。

単身の場合は帰国後一定期間実家にお世話になることもできますが、夫婦の場合はどうでしょうか。2人同時に職探しをしながら家を借りたりするのは想像以上に大変です。完全に元のような生活に戻すのには時間と体力が必要になるのを覚悟しておきましょう。

3.絆が深まるか、、、その逆も!?

メリットで紹介した通り、困難を一緒に乗り越えることで絆が深まることもありますが、場合によっては修復不可能なほど崩れてしまうことも・・・。やはり慣れない言語や生活にストレスを抱えた状態で他者と共同生活を送ることは簡単なことではなく、日本では気づかなかった相手の嫌な部分が見えることもあるでしょう。

日本では頼もしかった彼が、海外に来ると丸っきり頼りない姿になってしまって幻滅!なんてこともあるかもしれません。ただそれで幻滅して別れてしまうくらいなら、きっと日本にいても遅かれ早かれその時は来たはず、と前向きにとらえてみるのが良いのではないでしょうか。

投稿者: root