ワーホリビザ取得

行きたい国が決まったら、次にワーキングホリーデー用のビザ申請・取得が必要になります。
国によっては随時申請を受け付けているところや、特定の時期のみ申し込みを受け付けていたり、数に制限がある国もあります。申請方法は国によって異なるのと、毎年その申請方法などに変更がある可能性があるので、随時協定国の大使館や領事館などの公式ホームページにて最新情報を確認するようにしましょう。

ワーホリのビザ申請ができるのは30歳まで!

ワーホリビザの申請ができるのはどの国も18~30歳まで。2017年現在では30歳を超えると申請ができなくなってしまうので注意しましょう。
なお、オーストラリアに関しては近年、上限年齢が35歳まで引き上げられるかも!という噂がありました。30歳を超えてしまっている人たちには朗報だったのですが、残念ながら今のところまだ正式発表にはなっていません。

就労や就学期間に制限がある国も!

ワーホリについて調べ始めたばかりの方にはあまり知られていませんが、国によっては就労や就業に制限がある国もあります。
例えば就学期間に関して、人気のオーストラリアは最長4か月、カナダは最長6か月という期間の制限が設けられています。したがって、1年間など長期間にわたり学校に通いたいと考えている方は、ワーキングホリデービザではなく留学生向けのビザを検討したほうが良いかもしれません。ただし、留学生向けのビザの場合基本的には就労時間などに厳しい制限がある場合が多いので合わせて確認しましょう。

申請方法や期間は毎年変わる可能性があるので要チェック!

申請方法やビザの概要については、毎年変更になる可能性があるので、随時大使館などの公式ホームページで情報を得るようにしましょう。
特にカナダとイギリスに関しては、大変人気がある一方で、その応募方法が少しわかりにくかったり、毎年少しずつ改訂されたりしているので要注意です。またこの2国に関しては、今のところ毎年応募者多数で抽選となっていますので、その応募時期を逃さないようにしましょう。

国別ワーホリビザの概要一覧

以下は国別のビザ申請方法や条件の一覧です。
ワーキングホリデービザはその申請方法だけでなく、就学や就業の条件なども国によって異なります。なお、詳しい申請方法や条件などは随時協定国の公式ホームページなどで確認してください。

公用語 応募時期 申請方法 最長滞在期間 年間発給数 就学制限 就労制限
オーストラリア 英語 通年 オンライン 2年間 制限無 最長4か月 同一雇用主の元で最長6か月間
ニュージーランド 英語 通年 オンライン 1年3か月 制限無 最長6か月 制限なし
カナダ 英語 要確認 オンライン応募の上、抽選 6,500 1年間 最長6か月 制限なし
イギリス 英語 1,7月 メールにて応募、抽選 1,000 2年間 制限なし 制限なし
アイルランド 英語 要確認 郵送 400 1年間 制限なし 制限なし
スペイン スペイン語 通年 スペイン大使館にて 500 1年間 明示なし 明示なし
フランス フランス語 通年 フランス大使館にて※要予約 1500 1年間 制限なし 制限なし
ドイツ ドイツ語 通年 ドイツの大使館・総領事館にて 制限なし 1年間 制限なし 制限なし
オーストリア ドイツ語 通年 オーストリア大使館にて※要予約 200 6か月 明示なし 明示なし
ポルトガル ポルトガル語 通年 ポルトガル大使館にて 制限なし 1年間 制限なし 制限なし
ポーランド ポーランド語 通年 ポーランド大使館にて 500 1年間 制限なし 制限なし
スロバキア スロバキア語 通年 1年間 400 1年間 明示なし 明示なし
ハンガリー ハンガリー語 未確定 明示なし 200 1年間 明示なし 明示なし
ノルウェー ノルウェー語 通年 ノルウェー大使館にて 制限なし 1年間 制限なし 同一雇用主の元で最長6か月間
デンマーク デンマーク語 通年 デンマーク大使館にて 制限なし 1年間 最長6か月 最長6か月間
韓国 韓国語 通年 韓国大使館、領事館にて 10,000 1年間 制限なし 同一雇用主の元で最長3か月間
台湾 中国語
(マンダリン)
通年 在日中国大使館、領事館にて 5,000 1年間 最長6か月 同一雇用主の元で最長3か月間
香港 中国語
(広東語)
通年 在日中国大使館、領事館にて 1,500 1年間 最長6か月 同一雇用主の元で最長3か月間