ニュージーランドのワーホリ

穏やかな気候と雄大な大自然が魅力のニュージーランド。国立公園が多く、ロード・オブ・ザ・リングを筆頭に多くの映画のロケ地として選ばれるなどとても美しい国です。
治安が良く、教育水準も高いので留学生にも人気があります。落ち着いた環境で勉強しながらのんびり暮らしてみたいという人にぴったりです。
南半球に位置するため、気候は日本と真逆。日本と同様南北に長い国ですので、地域によって年間の気温は異なります。北部に位置する都市では冬も日本と比較して暖かいですが、寒さの厳しい南島の冬は氷点下になることもあります。

オークランド

ニュージーランド最大の都市、北島に位置するオークランド。海外からの移住者も多く、暮らしやすい温暖な気候が特徴。比較的物価も安く、都会でありながら大自然も堪能できる美しい街です。
マリンスポーツが大変盛んで、ヨットやボートなどを所有する市民も多く、海上交通が発展しているため”帆の街”という愛称があるほど。
日本からの直行便があるのでアクセスしやすく、日本人観光客や長期滞在者に人気の都市です。

クライストチャーチ

南島最大の都市、クライストチャーチは南島の玄関口。公園が多く花や緑があふれる美しい街並みですが、今もなお2011年に起きた大地震の影響で市街中心部の一部が封鎖されているなどその爪痕を残しています。
震災後、留学生や旅行者などの数は減少してしまいましたが大規模な復興計画も進められており、徐々にその数も戻ってきています。
オークランドなど他都市と比べると日本人留学生の数も少なく、小規模な学校が多いので落ち着いて勉強をしたい人におすすめです。

ニュージーランドのワーホリビザ申請情報

項目 概要
ビザ申請方法 ニュージーランド移民局のサイトからオンラインで申請
対象年齢 18歳以上30歳以下 ※申請時の年齢
滞在可能期間 1年間 ※条件を満たせば最長1年3か月まで延長可
ビザ発給人数 制限なし
就学制限 最長6か月間
就労制限 制限なし

申請条件

  • パスポートに滞在期間プラス3ヶ月以上の残存有効期間があること
  • 申請時、18歳以上30歳以下であること
  • 健康で犯罪歴がないこと
  • 復路の航空券を購入済み、もしくは購入できる資金があること
  • 滞在中、十分に生活の出来る資金を所持していること(最低NZ $4,200ドル)
  • 子供が同行しないこと
  • 休暇を過ごすことを主目的とし、就労はその補助的なものであること

必要な費用ってどのくらい?

通う学校や航空券代など場合によって多少異なりますが、語学学校に3か月通い、その間ホームステイをした場合にはおよそ100万円の費用が必要です。
ただし、ホームステイや語学学校の期間を短縮することでもう少し費用を抑えることも可能です。宿泊費について、ホームステイは食事付というメリットがありますが、ひと月6~10万程度の費用がかかります。対してシェアハウスの場合、安い物件だと月4万円程度から借りることができるのでかなりの節約になります。
また語学学校に通いながらでも放課後にアルバイトで資金を稼ぐことができるので、予算に余裕がない方は早めに職探しを始めると良いでしょう。

▼語学学校に3か月通う場合の例(ホームステイ3か月)
項目 費用 ※目安
ビザ申請費用 無料
往復航空券 100,000円
海外旅行保険 200,000円
語学学校の授業料 300,000円
最初の3か月の宿泊費 250,000円
最初の3か月の生活費 120,000円
合計 970,000円
▼宿泊費の目安
タイプ ひと月あたりの費用 ※目安
ホームステイ  (基本的には1日2食付) 60,000~100,000円
ルームシェア 40,000~80,000円

ルームシェアの場合、一人部屋か複数人部屋か、また都市や地域によって相場は大きく異なります。できるだけ費用を安く抑えたい場合は、二人部屋や三人部屋を中心に探しましょう。