イギリスのワーホリ

本場のブリティッシュイングリッシュを学びたい人に根強い人気のイギリス。歴史ある伝統と最新の文化を発信する国際的な都市ロンドンを中心に様々な魅力が詰まる国です。ロンドンの都会的魅力だけでなく、郊外にはピーターラビットの世界にもぐりこんだような情緒ある田園風景が残り、のんびりとしたブリティッシュライフも満喫できます。
またヨーロッパの国々へのアクセスも良く、滞在中フランスやスペインに小旅行に出かけることも可能です。
2001年の協定開始以降、ワーホリメーカに大変人気のある国ではありますが、毎年のビザ発給数は1000名と少なく、毎年抽選で残念な思いをする人が続出します。ただし、一度ビザが取得できると、就学や就労の制限なしに、最長2年間滞在が可能なのは大きな魅力です。

ロンドン

イギリスの首都ロンドンは、ロンドン橋や時計台、バッキンガム宮殿など多くの歴史的建造物を残しつつ、近代的な建物や最先端の文化を発信する国際都市です。海外からの移住者も多く、様々なバックグラウンドを持つ人たちと交流することができます。
また市内には無料で入れる美術館や博物館も数多くあり、休日の街歩きに飽きることはないでしょう。世界的にもビジネスの中心地となっており、日系企業も多く進出しているため日本食レストランや日本の食材が手に入る店を見つけるのにも困りません。

オックスフォード

ロンドンから電車で1時間程度の距離にある、オックスフォード大学で有名な街。大学だけでなく、多くの語学学校があるので、落ち着いて勉強するのに適した環境です。
またオックスフォード大学のキャンパス内はハリー・ポッターの舞台である”ホグワーツ魔法魔術学校”のロケ地として使われたことで有名。観光スポットとしても人気があります。

ケンブリッジ

ケンブリッジもロンドンから北東に電車で約1時間の距離にある大学都市。オックスフォードと同様、名門ケンブリッジ大学だけでなく多くの語学学校があるので、しっかり勉強したい人におすすめの街です。 街中にはケム川という美しい川が流れており、小さな橋がいくつもかかる風景は街の象徴となっています。
アカデミックな伝統文化が根付いており、コンサートや展覧会などアート系イベントも多く開かれています。

イギリスのワーホリビザ申請情報

項目 概要
ビザ申請方法 指定期間にメールにて応募。当選したらイギリス大使館サイトよりオンライン申請。
その後東京または大阪のビザセンターにて手続き
対象年齢 18歳以上30歳以下 ※申請時の年齢
滞在可能期間 2年間
ビザ発給人数 1000人
就学制限 制限なし
就労制限 制限なし

申請条件

  • 日本国籍で有効なパスポートを有していること
  • ビザ申請時に18歳以上30歳以下であること
  • ビザ申請時に1,890ポンドの資金を証明できること

必要な費用ってどのくらい?

通う学校や航空券代など場合によって多少異なりますが、語学学校に3か月通い、その間ホームステイをした場合にはおよそ130万円の費用が必要で、その額は人気のオーストラリアなど他国に比べやや高い印象です。理由は航空券の高さや現地の物価が高いことがあげられます。
ただし、ホームステイや語学学校の期間を短縮することでもう少し費用を抑えることも可能です。宿泊費について、ホームステイは食事付というメリットがありますが、ひと月8~12万程度の費用がかかります。対してシェアハウスの場合、安い物件だと月4万円程度から借りることができるのでかなりの節約になります。
また語学学校に通いながらでも放課後にアルバイトで資金を稼ぐことができるので、予算に余裕がない方は早めに職探しを始めると良いでしょう。

▼語学学校に3か月通う場合の例(ホームステイ3か月)
項目 費用 ※目安
ビザ申請費用 80,000円
往復航空券 70,000円
海外旅行保険 200,000円
語学学校の授業料 350,000円
最初の3か月の宿泊費 250,000円
最初の3か月の生活費 120,000円
合計 1,290,000円
▼宿泊費の目安
タイプ ひと月あたりの費用 ※目安
ホームステイ  (基本的には1日2食付) 80,000~120,000円
ルームシェア 40,000~100,000円

ルームシェアの場合、一人部屋か複数人部屋か、また都市や地域によって相場は大きく異なります。できるだけ費用を安く抑えたい場合は、二人部屋や三人部屋を中心に探しましょう。