カナダのワーホリ

カナダはアメリカに近く、壮大な自然や治安の良さなどから留学生にも人気の国です。バンクーバーやトロントなどの発展した都市もあれば、ナイアガラの滝やメープル街道など世界的にも有名な、大自然を堪能できる観光スポットも豊富です。
また移民を多く受け入れていることや、実はカナダの一部の州では公用語が英語に加えフランス語となっていることもあり、ネイティブスピーカー以外の人も住みやすい環境があるのも特徴です。
冬季オリンピックが開催されたモントリオールやスキーで有名なウィスラーなどウィンタースポーツも大変盛んです。

バンクーバー

世界一住みやすい都市とも謳われるバンクーバーは、カナダの中でワーホリメーカーや留学生に人気NO1の都市です。
治安が良く、日系企業も多く進出しているので日本の食材なども入手しやすく安心して生活することができます。また郊外には雄大な大自然が広がっており、都会と自然を両方満喫することができるのが魅力。
気候も比較的温暖で過ごしやすく、真冬でも氷点下になる日はほとんどありません。

トロント

カナダ最大の都市であるトロントは、まさに経済・商業・文化の中心地。移民も多く、多様な文化に触れることができます。
カナダの中では最南端に位置するため比較的暖かく、四季も楽しめます。
またトロントはエンターテインメントが盛んな都市として世界的にも有名です。美術館や劇場も多く、ミュージカルや最新の映画を存分に楽しめるのも魅力の一つです。

モントリオール

カナダ第2の都市であるモントリオールは、実は公用語がフランス語となっており、歴史的にフランス系の移民が多く生活しています。街ではフランス語が聞こえ、古い建築物が並ぶ街並みから「北米のパリ」とも呼ばれています。
一応四季がありますが、冬は長く、最も寒い時には氷点下30度を下回り都市部の割には積雪も多いですが地下街が大変発達しているので冬でも比較的生活しやすい環境が整っています。

カナダのワーホリビザ申請情報

項目 概要
ビザ申請方法 カナダ政府のサイトからオンラインで申請
対象年齢 18歳以上30歳以下 ※申請時の年齢
滞在可能期間 1年間
ビザ発給人数 6,500人
就学制限 最長6か月間
就労制限 制限なし

申請条件

  • 日本国籍を有していること
  • ワーキングホリデー滞在期間中に有効なパスポートを保持していること
  • ビザ申請時に18歳以上30歳以下であること
  • カナダで生活するために、最低2,500カナダドル相当の資金を所持していること
  • 滞在期間中に適用する医療保険に加入すること
  • カナダに入国する権利があること
  • 入国前に往復航空券を購入するか、滞在期間終了時に復路の航空券を購入できる資金を有していること
  • 扶養家族が同行しないこと
  • プログラム参加費を支払うこと

必要な費用ってどのくらい?

通う学校や航空券代など場合によって多少異なりますが、語学学校に3か月通い、その間ホームステイをした場合にはおよそ100万円の費用が必要です。
ただし、ホームステイや語学学校の期間を短縮することでもう少し費用を抑えることも可能です。宿泊費について、ホームステイは食事付というメリットがありますが、ひと月6~10万程度の費用がかかります。対してシェアハウスの場合、安い物件だと月4万円程度から借りることができるのでかなりの節約になります。
また語学学校に通いながらでも放課後にアルバイトで資金を稼ぐことができるので、予算に余裕がない方は早めに職探しを始めると良いでしょう。

▼語学学校に3か月通う場合の例(ホームステイ3か月)
項目 費用 ※目安
ビザ申請費用 23,000円
往復航空券 80,000円
海外旅行保険 200,000円
語学学校の授業料 320,000円
最初の3か月の宿泊費 300,000円
最初の3か月の生活費 90,000円
合計 1,013,000円
▼宿泊費の目安
タイプ ひと月あたりの費用 ※目安
ホームステイ  (基本的には1日2食付) 60,000~100,000円
ルームシェア 40,000~70,000円

ルームシェアの場合、一人部屋か複数人部屋か、また都市や地域によって相場は大きく異なります。できるだけ費用を安く抑えたい場合は、二人部屋や三人部屋を中心に探しましょう。